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2007 年度 実績報告書

青年男女が父親役割を学ぶ教育プログラムの開発-生涯発達の視点からの親性の育成

研究課題

研究課題/領域番号 19653088
研究種目

萌芽研究

研究機関千葉大学

研究代表者

伊藤 葉子  千葉大学, 教育学部, 准教授 (30282437)

キーワード教育プログラム / 父親役割 / 親性 / 生涯教育 / 青年期
研究概要

1)高校、大学生の父親役割に関する意識調査
心理、教育学領域における先行研究をもとに,高校生、大学生を対象(各10名)にして,父親役割と母親役割に対する認識の違い,父親役割に関する社会的要因・心理的要因,家族観との関連性などに関しての予備調査(面直調査)を実施した。この予備調査の分析とこれまでの先行調査で使われてきた項目を基にして,質問紙調査の枠組みを決定した上で,項目を設定し,質問紙調査用紙を作成した。質問紙調査の項目は、(1)父親役割に対する認識(2)母親役割に対する認識(3)親との関係(4)親になることに対する意識(5)ジェンダー意識(6)対子ども自己効力感(7)これまでの子どもとのふれ合い体験や保育学習の履修の有無(8)属性:年齢,性別,家族構成,生育歴などで構成した。この質問紙調査用紙を用いて,2008年1月〜2月にかけて,公立高校3校・大学(教育学部)3校を対象にして,調査を実施した。結果は統計的手法で処理し(SPSS),分析・考察を進めた。
2)欧米の父親教育プログラムについての情報収集
欧米における父親教育プログラムについての情報収集をおこなった。アメリカのミネソタ州で開発され,実績のある「Dadsmakeadifference」という教育プログラムの教材(テキスト,ビデオ)を入手し,テキストの翻訳など,教材の内容の分析をおこなった。また,ミネソタ州のペアレンティング教育について,長い歴史を有しているプログラム「MELD」に関する情報収集もおこなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 中学校家庭科における幼児とのふれ合い体験の教育的効果をどのように高めていくか:アクションリサーチによる検討2008

    • 著者名/発表者名
      鎌野 育代・伊藤 葉子
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 56

      ページ: 201-208

  • [雑誌論文] 中・高校生の家庭科の保育体験学習の教育的課題に関する検討2007

    • 著者名/発表者名
      伊藤 葉子
    • 雑誌名

      日本家政学会誌 58(6)

      ページ: 315-326

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本・中国の育児における母性意識の国際比較2007

    • 著者名/発表者名
      金田 利子・伊藤 葉子, 他
    • 雑誌名

      家庭教育研究所紀要 29

      ページ: 5-15

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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