研究概要 |
本年度は,以下の研究活動を実施した. (1)フィールドワーク:3歳児の「協同遊び」を研究対象とした.その上で,2008年4月〜2009年3月の間,協同遊びを支える保育者の言動に注目しながら,定期的にフィールドワークを実施した.観察データは,ビデオカメラを用いて収集した. (2)研究会における研究成果の発表:2008年4月20日(明星大学),2008年5月13日(東京大学)における幼児教育研究会の揚でこれまでの研究成果を発表した。参加者はいずれも,大学研究者,幼児教育関係者であった。 3日本子ども会社学会第15回大会(松山大学)でラウンドテーブルを開催し,これまでの研究成果を発表した。小田豊氏(国立特別支援教育研究所理事長)を招聘し,本研究に対する指導・助言を頂いた(2008.6.29). (4)これまでの研究の成果を研究方法論の視点から検討し,子ども社会学研究(依頼論文)に投稿した(掲載予定・印刷中) 以上の実績を踏まえ,次年度は,以下の点を検討する. (1)これまでの研究成果を報告書にまとめる. (2)日本保育学会,PECERA(環太平洋乳幼児教育学会),日本教育方法学会等で発表る. (3)論文を投稿する(教育学ジャーナル,保育の実践と研究,教育方法学研究,保育学研究) (4)研究会,学会等で発表し,指導・助言を受ける.
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