• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

パターン認知の変換群構造説

研究課題

研究課題/領域番号 19654021
研究機関愛媛大学

研究代表者

天野 要  愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (80113512)

研究分担者 福士 〓士  川村学園女子大学, 教育学部, 教授 (20113615)
キーワードパターン認知 / 類似性判断 / 良さ判断 / 変換群構造説
研究概要

1.パターン対の類似性判断に与える准変換群構造の効果に関する論文を発表した.この研究は変換群構造に距離の概念を導入して学説の最大の困難であった空変換群構造にかかわる問題を解消したものである.
2.パターンの類似性判断における非対称性,良さ判断に与える準変換群構造の効果について新らたな実験を行った.
3.複合的パターンを用いて良さの評定実験を行った.13要素のC1原型パターンを8要素の原型パターンに重ね合わせるとC1複合的パターンの良さは減算効果により最低の値となった.一方,8要素のC1原型パターンを13要素の原型パターンに重ね合わせるとC1複合的パターンの良さは減算効果により低下したが,13要素の優位性が現れ,良さの順序関係は保存された.
4.多重比較をVBAで自動的に算出できるプログラムの作成を開始した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] パターン対の類似性判断に与える准変換群構造の効果2008

    • 著者名/発表者名
      天野 要, 荒木正人, 岡野 大, 小西敏雄, 福士〓士, 濱田治良
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 49

      ページ: 2667-2678

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 多重比較法のVBAプログラムについてII2008

    • 著者名/発表者名
      小西敏雄
    • 雑誌名

      松山東雲女子大学人文科学部紀要 16

      ページ: 135-147

  • [学会発表] パターン認知の変換群構造説2009

    • 著者名/発表者名
      天野 要, 今井四郎
    • 学会等名
      第42回知覚コロキウム
    • 発表場所
      休暇村志賀島
    • 年月日
      2009-03-21
  • [学会発表] パターン対の類似性判断に与える准変換群構造の効果説2008

    • 著者名/発表者名
      天野 要
    • 学会等名
      日本理論心理学会第54回大会
    • 発表場所
      東京ステーションコンファレンス
    • 年月日
      2008-11-23
  • [学会発表] パターンの類似性判断における文脈効果の研究2008

    • 著者名/発表者名
      長内 祐, 長田守弘, 遠藤慶一, 岡野 大, 天野 要, 小西敏雄
    • 学会等名
      平成20年度電気関係学会四国支部連合大会
    • 発表場所
      徳島大学
    • 年月日
      2008-09-27

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi