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2007 年度 実績報告書

液中アークプラズマによる超伝導ホウ化マグネシウム・ナノチューブの合成条件の最適化

研究課題

研究課題/領域番号 19656024
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

佐野 紀彰  兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70295749)

研究分担者 菊池 丈幸  兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50316048)
キーワードプラズマ・核融合 / ナノ材料 / 超伝導材料・素子 / ナノチューブ・フラーレン / 反応・分離工学
研究概要

本研究では、液中アークプラズマを用いてホウ化マグネシウム・ナノチューブの合成実験を集中して行う。現在、その収率はまだ低く、構造の詳細や超伝導性を確認する量を確保することは困難な状態であり、反応条件と生成物の構造や物性との関係についても未知である。したがって,まずはその超伝導性の評価をするために十分な収量を得るための合成条件を求めるために主に放電時間を変えるなど条件を変化して合成を試みた。生成物の分析は透過電子顕微鏡を用いて行った。
結果として、放電時間が1s程度が良いことがわかった。放電時間が短すぎると生成物の量が少なすぎることになり、また、長すぎると生成物を熱的に破壊してしまうことがわかった。
19年度内ではまだ生成物の超伝導特性を測定するにいたっておらず、合成条件の最適化は20年も継続して行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] 水中アークを利用した無機フラーレン状材料の合成2008

    • 著者名/発表者名
      佐野 紀彰
    • 学会等名
      第55回応用物理学関係連合講演会
    • 発表場所
      日本大学(船橋)
    • 年月日
      2008-03-30
  • [産業財産権] 特許2008

    • 発明者名
      佐野 紀彰河南 治
    • 権利者名
      兵庫県
    • 産業財産権番号
      特願2008-11964
    • 出願年月日
      2008-01-22

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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