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2008 年度 実績報告書

メゾスケールのメカトロニック自己集積素子の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19656067
研究機関東京工業大学

研究代表者

村田 智  東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科(研究院), 准教授 (10334533)

キーワード機械工作・生産工学 / マイクロマシン / 自己組織化
研究概要

これまでのアルゴリズミック・セルフアセンブリの研究において、あまり考慮されてこなかった素子のかたちに着目したモデル構築および実験に取り組んだ。その結果,かたちによる特異的な結合の表現は、スケールによらない普遍的な設計手法である可能性を指摘するだけでなく、エラーが埋め込まれにくくなることを示した。さらに、“かたちのちから"と称するこの原理の実証として、前年度に製作したプログラム自己集積実験を行うため加振周波数、方向を制御できる加振台により菱形素子のセルフアセンブリ実験を行い,ビデオ解析を行った.具体的には,素子の入出力および左右の区別を素子の形状により実装する方法を提案し、ミリメートルスケールの試作素子による実験により、アセンブリ素子の“かたち"がその性能に大きな影響を与えることを確認した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] Automatic Modular Assembly System and its Distributed Control2008

    • 著者名/発表者名
      Y. Terada, S. Murata
    • 雑誌名

      Intl. Journal of Robotics Research 27, 3-4

      ページ: 445-462

    • 査読あり
  • [学会発表] Self-reconfigurable robots2008

    • 著者名/発表者名
      S. Murata
    • 学会等名
      Physics Department Special Seminar (Invited)
    • 発表場所
      SKKU, Suwon, Korea
    • 年月日
      2008-10-10
  • [図書] DNAフラクタル構造体の創製, トポロジーデザイニング-新しい幾何学からはじめる物質・材料設計-2009

    • 著者名/発表者名
      村田 智
    • 総ページ数
      1-4
    • 出版者
      エヌテイーエス
  • [図書] モジュールロボットの自己組織化, 自己組織化ハンドブック2008

    • 著者名/発表者名
      村田 智
    • 総ページ数
      1-4
    • 出版者
      エヌテイーエス
  • [図書] 細胞型ロボット(SRロボット), 日本機械学会編, 機械工学便覧 応用システム編γ 72008

    • 著者名/発表者名
      村田 智
    • 総ページ数
      155-158
    • 出版者
      エヌテイーエス

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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