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2007 年度 実績報告書

脂肪組織由来間葉系幹細胞より誘導した肝細胞様細胞塊を用いた新たな治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19659341
研究機関大阪大学

研究代表者

菰田 弘  大阪大学, 医学部附属病院, 特任助教 (70432482)

研究分担者 李 千萬  大阪大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10432543)
文元 雄一  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20397748)
西田 俊朗  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40263264)
澤 芳樹  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00243220)
キーワード脂肪組織 / 間葉系幹細胞 / 肝細胞
研究概要

我々は、ヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞(Adipose derived mesenchymal stem cells、以下ADSC_sと略す)の分離、培養法と肝細胞様細胞塊への分化誘導法を開発した。我々の開発した肝細胞様細胞塊が、
1.EAH-deficient mouseに対しても治療効果があるかを検討するため、現在のヒトADSC_sの分化誘導法がmouseのADSC_sに対しても同様に効率よく肝細胞様細胞塊へと誘導するかを検討した。1、マウス脂肪組織を切除後、マウスADSC_sを分離、培養しえた。2、ヒトと同様にマウスADSC_sを肝細胞様細胞塊に分化、誘導し、今後、分化誘導せしめた肝小葉様細胞塊が肝細胞としての機能を持つかをAlbuminの産生を免疫組織染色で、尿素の生成をElisaにて測定し、グリコーゲンの合成をPAS染色にて検討する。
2.大動物の急性肝障害モデルに対する治療効果の検定はブタを用いた自家移植の系で検討する予定の為、ブタのADSC_sに対しても本プロトコールが効率よく肝細胞様細胞塊へと誘導するかを検討中である。ブタ脂肪組織を切除後、マウスADSC_sを分離、培養、2、ヒトと同様にブタADSC_sを肝細胞様細胞塊に分化、誘導した.今後、分化誘導せしめた肝小葉様細胞塊が肝細胞としての機能を持つかをAlbuminの産生を免疫組織染色で、尿素の生成をElisaにて測定し、グリコーゲンの合成をPAS染色にて検討する。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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