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2008 年度 実績報告書

良質な睡眠確保のための簡便な局所加温方法の確立に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19659566
研究機関愛知県立看護大学

研究代表者

佐藤 美紀  愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (10315913)

研究分担者 曽田 陽子  愛知県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80405224)
田代 ひろみ  愛知県立看護大学, 看護学部, 助教 (90381912)
水野 美香  愛知県立看護大学, 看護学部, 助教 (20405228)
キーワード局所加温 / 睡眠 / 温罨法 / 看護
研究概要

本研究は、ホットパックなど簡便に局所の加温ができる物品を使用して睡眠に与える影響を確認する目的で始めたが、温度センサーの不具合の発生で当初予定していた局所加温方法の検討が進まず、加温による睡眠への影響については断念せざるを得なかった。そこで、本年度は睡眠-覚醒リズムの計測をアクティグラフを用いて行い、生活環境などとの関連を検討することとした。対象は大学生8名で、通常授業を受けている時期(10月)の平日5日間にアクティグラフを装着して生活してもらった。また、睡眠前と覚醒後に睡眠環境や主観的睡眠感等のアンケートに答えてもらった。そしてアクティグラフで判定された睡眠時間、睡眠潜時、中途覚醒等とアンケートから得られた生活状況や環境との関連を検討した。結果、通常授業期間であったが睡眠時間には個人差、個人内の日差が大きく時間と睡眠感や生活状況との検討はできなかった。睡眠潜時、中途覚醒回数、睡眠感等について関連を検討したが、特に一定の結論は得られなかった。この結果から、今後の本研究の課題として、局所加温による睡眠への影響を確実にとらえるため、対象者の選定と条件設定を厳密に確保する必要があることが確認できた。対象者については対象者同士が概ね同様の生活リズムで過ごしていること、対象者個人内での生活リズム変化が少ないことを条件として選択する必要性があると考えられた。今後生活リズムが概ね一定している施設入所者などに協力を依頼して更なる検討を行っていくよう考えている。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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