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2008 年度 実績報告書

DV被害者に関わる医療関係者への研修体制と早期介入支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19659617
研究機関長崎県立大学

研究代表者

藤丸 知子  長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (90341370)

研究分担者 児玉 尚子  久留米大学, 医学部, 講師 (70289502)
椛 勇三郎  久留米大学, 医学部, 講師 (30368964)
中嶋 カツヱ  久留米大学, 医学部, 教授 (10279234)
キーワードDV被害者 / 早期介入 / 支援システム
研究概要

本研究は、(1)医療関係者のDVに関する認識と研修体制、医療機関の連携システムの実態をらかにる。(2)医療関係者へのDV被宝者支援研修プログラムを検討し実施、評価を行う。(3)医療機関受診者へのDVスクリーニングを通して、DV被害者への早期介入支援システムの構築を図ることを目的としている。
平成20年度ほ、(2)の目的を達成するために、9月に医療係者(11名)に対してグループインタビューを2グループに実施した。その結果、【DVが理解できない】【関わり方の難しさ】【医療機関の規模、職員の意識の温度差】【DV被害者への関わり方が分からない】と分析した。これらのことから、研修プログラムの項目として(1)DVを理解する(2)医療機関の役割を認識する(3)DV被害者支援と関わり方を理解するが必要と考えた。この内容で研修を実施するならは3回は必要と忠われたが、医療機関における研修の時間の確保をすることは難しい状況にあり、このことを踏まえて2回の研修検討した。1回目はDV被害者の理解と早期発見、医療関係者の観察点、2目はDV被害者への関わり方とつなぎ方として12月に医療関係者に対して2回研修会を実施した。参加者による研修の評価としては良好であった。
次年度のDVスクリーニンクの準備としてスリーニング票の検討、支援体制の調整を行った。ただし、DVスグリーニング実施施設(医療機関)が変更になり施設の確保を図つた。今後関係者への研修を計画し、DVスクリーニングを通してDV被害者への支援体制の構築を図っていく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 医療関係者のDVに関する対応・連携・研修の実態-第1報-医療関係者のDVに関する対応・連携・研修の実態-第2報-2008

    • 著者名/発表者名
      児玉 尚子藤丸 知子
    • 学会等名
      第67回日本公衆衛生学会
    • 発表場所
      福岡市
    • 年月日
      2008-11-06

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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