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2008 年度 実績報告書

多戦略学習手法に基づくオントロジー・アライメントに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19680008
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

市瀬 龍太郎  国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 准教授 (00332156)

キーワード機械学習 / 人工知能 / インターネット高度化
研究概要

本研究の目的は, 異なるオントロジー間の対応関係を自動的に発見し, 複数の異なるオントロジーを連携させるための高度な機械学習技術を開発することにある. そのためには, 単一の学習手法を用いた場合の限界をうち破る手法の開発が必要となると同時に, オントロジー・アライメントにる各学習手法の特性を明確にすることが欠かせい. そこで, 本研究では, 複数の機械学習手法を組み合わせることによる高度なオントロジー・アライメント手法の開発と各アプローチを定量的に議論できる実践的なデータセットの開発を行う. 本年度は, 大規模データセットの開発と多戦略アルゴリズムの開発の2つに分けて研究開発を実施した.
● 大規模データセットの構築
本研究では, オントロジー・アライメントを客観的に検証するのに必要な実践的なデータセットの開発を行う. そのため, 前年度に開発したパイロットデータを発展させ, データセットの作成を行った. また, それを国際ワークショップに提供し, 国際的に多くの参加者が性能評価データとして利用することで, 研究の促進を図った.
● データセットを利用した多戦略学習アルゴリズムの開発と評価
データセットを利用して, たくさんのアライメント手法を評価することで, 各手法の特性を明らかにした. その結果, さまざまなアライメント手法の中で, 有効な手法と効果の薄い手法を判別することができた. また, それらの手法を自動的に組み合わせて, 高い性能が得られるような機械学習手法を構築し, その結果を報告した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Machine Learning Approach for Ontology Mapping Using Multiple Concept Similarity Measures2008

    • 著者名/発表者名
      Ryutaro Ichise
    • 雑誌名

      Proceedings of the 7th IEEE / ACIS Interna tional Conference on Computer and Information Science

      ページ: 340-346

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Results of the Ontology Alignment Evaluation Initiative 20082008

    • 著者名/発表者名
      Caterina Caracciolo, Jerome Euzenat, Laura Hollink, Ryutaro Ichise, Antoine Isaac, 他7名
    • 雑誌名

      Proceedings of the 3rd International Workshop on Ontology Matching

      ページ: 73-119

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Semantic and Event-Based Approach for Link Prediction2008

    • 著者名/発表者名
      Till Wohlfarth, Ryutaro Ichise
    • 雑誌名

      Proceedings of the 7th International Conference on Practical Aspects of Knowledge Management

      ページ: 50-61

    • 査読あり
  • [学会発表] オントロジーマッピングに有効な特徴の抽出2008

    • 著者名/発表者名
      市瀬龍太郎
    • 学会等名
      第22回人工知能学会全国大会
    • 発表場所
      北海道旭川市
    • 年月日
      2008-03-12
  • [備考]

    • URL

      http://ri-www.nii.ac.jp/OAEI/2008/index.html

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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