研究課題
若手研究(A)
赤血球の変形挙動を計算機上で再現する赤血球モデルを構築した.これにより,単純な定常平行流中においては,既存の溶血指標は赤血球の変形量とほぼ一対一の関係があるものの,非定常平行流や複雑な流れ場になった場合には赤血球変形量を全く反映しないことがわかった.また,溶血は赤血球膜面の面積ひずみを評価することで予測できる可能性が示された.以上より,赤血球変形の解析を考慮した溶血シミュレータの基盤を構築できた.
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Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc. 2009
ページ: 2358-2361
可視化情報 29,114
ページ: 27-32