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2007 年度 実績報告書

レーザー光による液体ナノ微粒子の生成技術の開発と微小表面物性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19686011
研究機関東京大学

研究代表者

美谷 周二朗  東京大学, 生産技術研究所, 助教 (10334369)

キーワード表面張力 / 界面張力 / 液体微小変形 / 光液面マニピュレーション / 顕微鏡
研究概要

液体材料は、その扱いやすさから工業や医療など様々な分野において広く用いられている。特に近年、ナノテクノロジーが脚光を浴びるとともに、液体をナノメートルオーダーの微小領域で操作することの必要性が高まっている。また、インクジェットプリンタの普及にともない液体微粒子の生成・制御に関する研究も盛んに行われている。本研究では、レーザー光の放射圧を用いることで液体微粒子の大きさをより小さくする技術の開発、および、それに伴って予想される新しい物理現象の観察など、液体ナノ微粒子の表面物性の研究を行うことを目的とする。本年度は、液体表面に微小なホールを造ることで光液面マニピュレーションによる表面変形を従来に比べて倍程度に増大することに成功した。これにより表面変形の拡大方法に関する指針を得た。また、微小液滴の表面現象観察として、光学顕微鏡にストロボ光源を組み合わせたシステムを構築し、安定して液滴のダイナミクスを観測することに成功した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Development of submillisecond Brillouin spectroscopy with optical beating technique2007

    • 著者名/発表者名
      Y Minami, T Yogi, S Mitani, and K Sakai
    • 雑誌名

      J. Appl. Phys Vol. 102

      ページ: 0131111-4

    • 査読あり
  • [学会発表] 光ピックアップ法を用いたコロイド分散系の表面観察2007

    • 著者名/発表者名
      美谷周二朗, 酒井啓司
    • 学会等名
      第55回レオロジー討論会
    • 発表場所
      金沢大学
    • 年月日
      20071101-1103
  • [学会発表] 光ピックアップ法による液体表面波の共鳴モード励起2007

    • 著者名/発表者名
      美谷周二朗, 酒井啓司
    • 学会等名
      第52回音波と物性討論会
    • 発表場所
      明治大学
    • 年月日
      20071025-1026

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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