研究課題
若手研究(A)
森林や農地の機能と構造を、複数種が混在して季節変化する状況で再現し、人工衛星などによる見え方と光合成特性を結合するモデルを作成した。そのためにまず、森林と水田で、様々な波長での光の反射率(分光反射率)の自動観測と、デジタルカメラ自動長期連続撮影、個葉の分光特性・生理特性の観測、衛星観測等を実施した。その結果、中間赤外光を使う分光植生指標の安定性・有用性を、世界で始めて、連続データ示した。衛星観測と合わせることで、近年の日本全国の植物季節の経年変化を衛星で検討した結果、中部日本の広い範囲で2009年の展葉と落葉が遅いタイミングで起きたことがわかった。
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Journal of Plant Research
DOI10.1007/s10265-010-0346-1
International Journal of Remote Sensing 30(17)
ページ: 4343-4357
DOI:10.1080/01431160802549369
http://ryuiki.agbi.tsukuba.ac.jp/~nishida/