研究課題
若手研究(A)
本研究では睡眠誘発物質として知られるプロスタグランジンD_2(PGD_2)の血管機能に及ぼす影響についての検討を行った。その結果、(1)PGD_2は血管内皮細胞に存在する受容体DP を刺激して、血管透過性を強く抑制する物質であること、(2)DP受容体作動薬は固形腫瘍における血管透過性・血管新生を抑制して腫瘍の成長を妨げることができること、(3)PGD_2によるDP受容体刺激は血圧を低下させる作用がある一方で、その過剰投与は他のPG受容体TPを刺激し血圧を上昇させる作用があることなどを明らかにし、報告した。
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