(1) 災害救助シミュレーションにおける協調行動に関する研究 協調行動には、あらかじめリーダーがいる場合、動的に決定されるリーダーがいる場合、リーダーがいない場合の3つに大きく分類される。緊急性を要する災害救助にはどのような協調行動プロトコルが適しているのか検討する。 (2) 地図のネットワーク構造分析に関する研究 災害救助の容易な地図、困難な地図を決定する方法として、地図のネットワーク構造分析を導入する。 (3) 地図の難しさを考慮した協調行動の評価法に関する研究 (1)、(2)の結果を用いて、災害救助における効率の良い協調行動について検討する。 (4) 災害救助シミュレータへの統合 研究成果を災害救助シミュレータに導入し、市民への防災活動の啓発など、社会貢献を目指す。
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