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2009 年度 実績報告書

無線ヘテロジニアスネットワークにおける非対称マルチキャスト通信の提案と実証実験

研究課題

研究課題/領域番号 19700077
研究機関北陸先端科学技術大学院大学

研究代表者

LIM Azman・Osman  北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授 (90435793)

キーワードマルチキャスト / 経路制御プロトコル / 木構造 / 無線メッシュネットワーク
研究概要

本年(平成21年)度は主に、無線メッシュネットワークとセンサーネットワークから構成される無線ヘテロジニアスネットワークにおいて、異種ネットワークのノードが混在するノード間のリンクをたどってパケットをマルチホップさせることにより、1対多のマルチキャスト通信を行うためのプロトコルを実装したテストベッドを構築し、動作実験による性能評価を行った。
前年度までにおいて考案した無線ヘテロジニアス環境向けの非対称マルチキャストプロトコルを実装環境で評価するために、前年度に開発を進めたテストベッドの構成を改良し、無線メッシュルータの機能を4台のPC上に再現してそれぞれにZigBeeシンクノードをインタフェースとして取り付け、また別に用意した8台のZigBeeセンサノードを含めて無線メッシュネットワークとセンサネットワークの融合したネットワークの動作実装を行った。その上で、Tree-Basedのマルチキャスト経路制御プロトコルの性能を評価する実験を行い、コンピュータシミュレーションで得られた結果と同様に、パケット到達率を高く維持したまま1対多のマルチキャストのトラフィック収容量を数倍近く高めることをデータで確認した。現在、得られたデータを整理し、国内・国際発表の準備をしているところである。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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