• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

混雑時の異常行動の自動検出

研究課題

研究課題/領域番号 19700188
研究機関株式会社国際電気通信基礎技術研究所

研究代表者

VERGES LLAHI J  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 研究員 (30426647)

キーワード行動解析 / 異常行動検出 / 監視システム / 群集行動解析
研究概要

本研究の目的は,混雑状況における異常行動検出に関して,新しいアルゴリズムとこれを用いた検出システムを開発することである。具体的には,歩行者の動きを映像から抽出し,パターンを分析することで非通常行動を見っけ出す。
本年度の実施計画は,以下の通りであった。
・監視を行う状況,場所など,対象とするシナリオの決定
・監視カメラの当該個所への設置
・監視システムからのデータ収集
・映像からの群集行動の抽出
・処理プログラムの開発
・成果の論文執筆及び会議発表
本年度は,上記目標のすべてを達成した。具体的には,実環境における混雑状況を含む映像を取得することができた。これは実環境で実際に撮影を行うとともに,インターネットで公開されている映像ソースを検索することで収集を行っている。研究成果については,本年度は主として新しいカメラキャリブレーション手法の開発に重点を置いた。これは環境中に複数台のカメラを設置する
ことを仮定し,カメラ映像から空間情報を取得することを目的とするものである。また,映像から動き情報を抽出するプログラムの開発も完了している。現在,歩行者軌跡から,速度に応じて歩行者をグループにクラスタリングする手法の開発を行っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A General Algorithm to Recover External Camera Parameters from Pairwise Camera Calibrations2008

    • 著者名/発表者名
      J.Verges-Llahi, T.Wada
    • 雑誌名

      Lecture Notes on Computer Science, Ed. Springer Vol5112

      ページ: 294-304

    • 査読あり
  • [学会発表] A New Reliability Measure for Essential Matrices Suitable in Multiple View Calibration2008

    • 著者名/発表者名
      J.Verges-Llahi, D.Moldovan, and T.Wada
    • 学会等名
      The 3rd International Conference on Computer Vision Theory and Applications
    • 発表場所
      Madeira, Portugal
    • 年月日
      20080122-25

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi