研究課題
若手研究(B)
ケニア社会における携帯電話利用状況について実証的な調査データを収集することができた。とくにケニアでは、2000年代通じて急速に携帯で電話が普及してきたため、社会福祉サービスが十分でないケニア内周縁地域において、共同体的利用に役立てること、干ばつによる経済的困窮状態において、家畜ビジネスに利用すること、レイディングや紛争におけるセキュリティ確保、相互扶助に役立てている様が確認された。
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人文社会論叢. 人文科学篇 20
ページ: 29-47