研究課題
若手研究(B)
合成母音を用いた知覚実験と, 成人男女と6〜12歳の子供を含む様々な話者の母音の音響分析の結果に基づいて, スペクトル全体形状に基づく母音知覚モデルを提案した。このモデルは, 話者による音声の音響特性のばらつきを効率よく抑制し, 母音の音韻性を高い精度で識別できる点に特徴がある。実音声を用いた性能評価実験により, モデルの識別性能が, 手動で最適なフォルマント周波数を決定した場合と同等以上であることが示された。
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J. Acoust. Soc. Am. 121(3)
ページ: 1731-1741