2008 年度研究成果報告書

計算科学的・生化学的手法を用いたEGFレセプター高親和性人工リガンドの分子設計

研究課題

研究課題/領域番号	19700278
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	生体生命情報学
研究機関	独立行政法人理化学研究所
研究代表者	末永敦独立行政法人理化学研究所, 高速分子シミュレーション研究チーム, 基幹研究所研研究員 (90415191)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
キーワード	細胞内情報伝達系 / 分子シミュレーション / 結合自由エネルギー
研究概要	上皮増殖因子(EGF)レセプターに対して、天然EGF分子よりも高親和性を持つ人工EGF分子を計算科学的手法を用いて設計し、その効果を生化学的手法を用いて確認した。その結果、天然EGFよりもわずかに高親和性の人工EGF分子の設計に成功した。本研究では、1アミノ酸変異のみをEGFに導入したが、多重変異を導入することでより強力な分子設計法に発展することが期待される。