研究課題
若手研究(B)
本研究課題の目的は、睡眠が脳にとっていわゆる休止状態ではなく、むしろ盛んに情報処理関連神経活動を示すアクティブな状態であることを明らかにすることである。具体的には、睡眠-覚醒を繰り返す無麻酔ラット大脳における多細胞同時記録と、神経回路網モデルによる計算機実験を組み合わせることによって、集団神経活動から睡眠相の動的変化を追跡し、大脳新皮質-海馬間相互作用を明らかにするとともに、記憶固定化と関連した脳内ダイナミクスとしての大脳新皮質自己組織化過程を明らかにした。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
PLoS Computational Biology 4(3)
ページ: e1000022