研究課題
若手研究(B)
曖昧な情報を柔軟に処理して言語を理解する脳内処理を解明するために,非侵襲的脳機能計測実験を行い,複数の意味候補をもつ単語(多義語)の理解には左半球の前頭部の働きが重要であることを示した.多義語呈示直後には複数の意味が自動的に活性化され,呈示後約200msには左下前頭部において文脈を利用した意味検索が開始し,その後,文脈との意味的照合が行われて,呈示後約550msには文脈に適した意味に収束することが示唆された.
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臨床脳波 Vol.50
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NeuroReport Vol.18
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