研究課題
若手研究(B)
神経筋接合部のcollagen Q (ColQ)欠損による終板アセチルコリンエステラーゼ(AChE)欠損症に対するタンパク係留療法の開発を行った。アデノ随伴ウィルスベクターを介してCOLQ遺伝子をColqノックアウトマウスに導入したところ、顕著な運動機能の回復が見られ、神経筋接合部にColQが集積しAChE活性があることが確認できた。ColQは神経筋接合部に集積する細胞外分子であるため、自らの係留シグナルにより生体内の筋組織に伝達・補充され、治療効果が高く現れたと考えられる。
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日本神経精神薬学雑誌 29(4)(review)
ページ: 145-51
Chem Biol Interact 175
ページ: 346-348