研究課題
若手研究(B)
本研究では小脳磁気刺激による誘発筋電位が、錐体外路神経路とくに前庭脊髄路を介していることを明らかにする。前庭脊髄路の起始核は外側前庭神経核である。そこで外側前庭神経核の賦活条件下で小脳誘発筋電位の変化を検討し前庭脊髄路の関与を検討した。賦活条件として、前庭一次ニューロンを刺激する前庭電気刺激法、および視覚刺激による視機性眼球運動課題を用いた。いずれの賦活条件においても小脳刺激による誘発筋電位のピーク潜時が有意に短縮し、誘発反応には前庭脊髄路が関与していることが示唆された。
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臨床脳波 50巻
ページ: 669-673
Neuroreport 18巻
ページ: 891-894