フィードバック制御を用いた身体活動量測定と健康の量反応関係

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19700548
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: 東北学院大学
• 研究代表者: 高橋 信二 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (50375482)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: 保健健康管理 / 身体活動量

研究概要

本研究では,中高齢者の身体活動量を従来の方法(回帰法)と研究代表者が開発した方法(FCS法)の比較を行った.成果は以下の通りである.
成果1:FCS法は回帰法よりも身体活動量を高く評価する.この結果は,生体の動的特性をFCS法が反映したものである
成果2:一方,両方法の健康状態の変化に対する関係性はほぼ同等で低い値であった.分析手続きの複雑さを考慮すると回帰法の方が一般性に優れることが示唆された.

研究成果

• [雑誌論文] Evaluation of New Gyro-Sensor and Accelerometer Device to Estimate Physical Activity (2009)
  • 著者名/発表者名: Shinji Takahashi, Koya Suzuki, Tomohiro Kizuka
  • 雑誌名: International Journal of Sport and Health Science 7 ページ: 59-68
  • 査読あり
• [学会発表] アンバランスな経時データにおける反復測定の分散分析とGLMMの比較-トレーニング効果判定の事例- (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋信二, 鈴木宏哉
  • 学会等名: 日本体育測定評価学会
  • 発表場所: 川崎
  • 年月日: 20100000
• [学会発表] 酸素摂取量の動的特性を反映した身体活動量評価の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高橋信二, 鈴木宏哉
  • 学会等名: 健康支援学会
  • 発表場所: 福岡市
  • 年月日: 20090000
• [学会発表] 身体活動量と体力およびメタボリックシンドロームの因果関係の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高橋信二, 鈴木宏哉
  • 学会等名: 日本体育学会
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 20080000
• [学会発表] Effect of Resistance Training to Walking Ability in Middle and Older Age Adults (2008)
  • 著者名/発表者名: Takahashi S, Suzuki K
  • 学会等名: 7th World Congress on Aging and Physical Activity
  • 発表場所: Tsukuba, Japan
  • 年月日: 20080000
• [学会発表] Examination of Gyro sensor and Accelerometer device to Evaluate to Physical Activity (2008)
  • 著者名/発表者名: Takahashi S, Suzuki K, Kizuka T
  • 学会等名: Annual meeting of American College of Sports Medicine
  • 発表場所: Indianapolis, USA
  • 年月日: 20080000