本研究課題の目的は、「個人・家族・地域社会のwell-being向上」を目指してきた近現代の実践(「生活改善運動」等)分析と今後の展開方策について検討することである。また、当該研究の特徴は学校教育(家政教育・家庭科教育)、生涯教育に経営学的な視点を入れたTransformative Leadership(変革型リーダーシップ)育成の観点から教育支援システムの構築を目指すことにある。具体的な検討事項は以下の4点である。 (1) 大正期から現在までの「生活改善」に関わる実践活動の整理(歴史的側面の整理) (2) 学校教育における「生活改善」に関わる教育目標・内容の検討(現状課題の明確化と評価) (3) 中高齢期におけるTL育成システムの基礎調査(現状課題の明確化と評価) (4) 学校教育と(地域)社会との連携システムの検討
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