• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

メディア・リテラシー教育導入のための教員支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19700632
研究機関岐阜大学

研究代表者

今井 亜湖  岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50367083)

キーワードメディア・リテラシー / メディア・リテラシー教育 / 教員支援 / 支援システム
研究概要

本年度は,(1)メディア・リテラシーの定義に関する調査,(2)メディア・リテラシー教育に関する事例調査,(3)教科教育におけるメディア・リテラシー教育に関連する学習活動データベースの構築,(4)教員支援システムの仕様の検討,の4つの研究を実施した。
(1)では,我が国の研究者らによるメディア・リテラシーの定義の差異を文献を中心に調査し,本研究におけるメディア・リテラシーの定義を決定した。(2)は,文献やWebページで報告されているメディア・リテラシー教育の実践事例を収集するとともに,メディア教育を実施しているEU加盟国それぞれの実践事例を現地調査により収集し,現在の我が国および諸外国(特にEU)のメディア・リテラシー教育(メディア教育)の相違・類似点を検証した。(3)現行の学習指導要領の教科教育の学習活動の中でメディア・リテラシー教育に関係するものを分析し,(1)で規定したメディア・リテラシーの定義および構成要素に基づいて整理し,データベース化した。(4)では,フィンランドの教員養成コースにおいて実施されているメディア・リテラシーを育成するための教育プログラムに関するヒアリング調査や,それ以外の国で行われている教師を対象にしたメディア・リテラシー教育プログラムの調査を実施し,これらの調査結果をふまえ,ICTを用いた教員支援システムの仕様の検討を行った。
本年度は(3)で構築したデータベースの検証を予定していたが,新学習指導要領における教科教育の学習活動とメディア・リテラシー教育の関係を分析する作業が今年度中に完了できなかったため,データベースの検証は来年度の優先課題とする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 教科教育におけるメディア・リテラシー教育を支援するための分類表の作成2007

    • 著者名/発表者名
      棚橋美保・今井亜湖
    • 雑誌名

      日本教育工学論文誌 31(Suppl.)

      ページ: 9-12

    • 査読あり
  • [学会発表] 教科教育におけるメディア・リテラシー教育を支援するための分類表の作成2007

    • 著者名/発表者名
      棚橋美保・今井亜湖
    • 学会等名
      日本教育工学会第23回大会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2007-09-24

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi