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2011 年度 実績報告書

学習者の道徳意識や情報知識を考慮に入れた情報モラル体験学習教材の開発と授業実践

研究課題

研究課題/領域番号 19700634
研究機関愛知教育大学

研究代表者

梅田 恭子  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70345940)

キーワード教育工学 / 情報モラル / 体験学習教材 / 授業実践 / 教材開発
研究概要

本年度は最終年度として、次の2つの具体的な目標を立てた。
まず、(1)これまでの研究結果や開発教材を基に、授業実践を行う。そして、本研究では、高等学校を対象にしているが、その特徴を明確にするために、(2)小学校・中学校との指導法の違いについても実践を行い、両者を比較することで検討を行うことである。
上記目標に基づき、2011年度も高等学校を対象に7月と12月の2期にわたり、GBS(Goal-based scenario)理論に基づく実践を3回(90分×3)、その他の方法をとった実践を1回(90分×3)行った。また、小学校における実践を1回(45分×2)行った。GBS理論に基づく実践では、本研究が目指している体験学習を主としている。ただ、今回は、PC教材ではなく、本学の教職を目指す学生や大学院生が劇を行うというライブ感を重視した教材となった。高校生の反応は概ね良かった。これらの実践は、最初に、学習者の道徳意識や情報知識を調べ、授業実践前後の情報モラルの向上を見るという方法で行った。
その結果、やはり心の領域と知恵を磨く領域では効果的な指導方法が異なること、特に高校生においては、道徳意識や情報知識を持っていても、それらを実感していなかったり、結びついていなかったりすること、がわかった。
これらの結果を、夏に全国大会で発表した。また、学会誌への投稿も行ったが残念ながら不採録であったため、再度検討して再投稿する予定である。最後に、12月に国際会議へ投稿した。こちらについては、1月に採録が決まったため、2012年5月に発表する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高校生を対象とした著作権に関するジレンマ資料を活用した情報モラル授業の検討2012

    • 著者名/発表者名
      梅田恭子
    • 雑誌名

      愛知教育大学教育創造開発機構紀要

      巻: 2 ページ: 157-163

  • [学会発表] 高校生を対象とした情報モラル教材の開発と情報モラルの領域における検討2011

    • 著者名/発表者名
      梅田恭子
    • 学会等名
      教育システム情報学会
    • 発表場所
      広島市立大学
    • 年月日
      2011-09-01

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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