本研究の目的は、生徒の道徳意識や情報知識を考慮に入れた授業用補助教材としての情報モラル体験学習教材とその指導方略の開発である。この研究では、時間的制約を考慮した効果的、効率的な指導法の開発を試みている。尚、本研究の対象は、高校生・大学生である。 研究の進め方は次の通りである。まず、(1)生徒の前提知識や教える項目の分析を行い、指導方略や教材を開発する。次に、(2)それらを用いた授業実践を行う。最後に(3)実践から得られた結果をもとに改善を行い、また上記(1)に戻る。つまり、開発的・実践的・試行的な研究である。
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