• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

目標設定型・自律的英語学習を推進するeポートフォリオの設計及び開発

研究課題

研究課題/領域番号 19700642
研究機関熊本大学

研究代表者

高橋 幸  熊本大学, 大学教育機能開発総合研究センター, 准教授 (50398187)

キーワード英語教育 / 学習支援 / ポートフォリオ / コンピテンシー / 学習者分析
研究概要

自律的な英語学習を促すツールであるeポートフォリオの設計及び開発を行うにあたり、準備段階として以下の4点を行った。
1. 評価指標(学習目標)の検討 : 本研究では、英語運用能力を測る指標としてCommon European Framework of Reference for Languages : Learning, Teaching, Assessment(CEFR)を採用し、平成19年度には学習者がCEFRのCan-Doアンケートに回答すると自己診断アンケート結果と、それに基づいた学習者個々の目標コンピテンシー(目標とする英語能力)を提示するシステムを開発した。Can-Doアンケートの結果は学習者の主観的な判断に基づくものであるため、本年度にはCan-Doアンケート結果とTOEIC-IP、CASECの得点を比較分析し、学習者が適切に自己診断しているか、テスト得点とコンピテンシーのレベル間に相関性があるかを分析した。
2. ポートフォリオの活用例の調査 : 先行研究の調査と共に、「ポートフォリオ研究会」や「Sakaiカンファレンス」などを通じて、国内外の先進的なポートフォリオ活用事例を調査した。
3. 学習支援の検討 : 現状や目標レベル、弱点別に適切な教材や学習方法を学習者に提示するために、資料を集めた。また、Can-Doアンケート結果やCALL学習時間、テスト得点などのデータを分析し、レベル、学習スタイルに応じた学習方法を検討した。これらの分析結果をデータベース化した。
4. eラーニングにおけるeポートフォリオの活用方法の検討 : eラーニングにおいてどのようにポートフォリオを導入するか、各教材における学習状況を分析し、検討した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 非同期遠隔eラーニングによる社会人大学院の有効性-eラーニング専門家養成の場合-2008

    • 著者名/発表者名
      大森不二雄
    • 雑誌名

      教育システム情報学会第33回全国大会講演論文集 1

      ページ: 144-145

  • [雑誌論文] 教室講義の学習意欲継続をそれとなく支援するLMS利用実践報告2008

    • 著者名/発表者名
      加地正典
    • 雑誌名

      教育システム情報学会第33回全国大会講演論文集 1

      ページ: 270-271

  • [雑誌論文] シナリオをベースとしたオンライン英語教材の開発2008

    • 著者名/発表者名
      宇野令一郎
    • 雑誌名

      教育システム情報学会第33回全国大会講演論文集 1

      ページ: 510-511

  • [学会発表] 英語コミュニケーション能力診断ツールの開発2008

    • 著者名/発表者名
      井ノ上憲司
    • 学会等名
      熊本大学大学院GP「IT時代の教育イノベータ育成プログラム」eポートフォリオ研究会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2008-10-16
  • [学会発表] ストーリーセンタードカリキュラム理論を基にした社会人向けオンライン英語学翌教材の設計と開発2008

    • 著者名/発表者名
      宇野令一郎
    • 学会等名
      日本第二言語習得学会第8回年次大会
    • 発表場所
      京都外国語大学
    • 年月日
      2008-05-31

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi