研究課題
若手研究(B)
マルチメディア学習環境において、提示様式の違いが、内容理解に影響するかどうかについて検討した。青年期前期の学習者(中学生)を対象とした実験の結果、提示様式の違いは、用語再生など低次レベルのテキスト理解には影響しないが、推論導出など高次レベルのテキスト理解に影響することが示された。とりわけ、状況モデルを自発的に構築することが不得手な学習者にとっては、連続して画面を提示する様式が有効であることが明らかになった。
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教育メディア研究 第14巻第1号
ページ: 45-54