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2008 年度 実績報告書

共に学ぶためのソーシャルネットワーキングサイトの構築と運用

研究課題

研究課題/領域番号 19700653
研究機関園田学園女子大学短期大学部

研究代表者

吉崎 弘一  園田学園女子大学, その他部局等, 准教授 (10351785)

キーワード学習支援システム / Social Networking Site / SNS / e-Learning / 教材開発 / webサービス / Flash
研究概要

本研究では、効果的な協調学習を行うためのソーシャルネットワーキングサイト"Social Learning Life"を開発することを目的としている。平成20年度は、下記3点を中心に研究活動を行った。
1. 教学活動履歴の表示機能
教員による評価が伴うコース内学習と自己学習を明確に区分し、それぞれの学習活動を別個に支援する機能を開発すると共に、それらの学習履歴も区分して表示されるようにした。また、教員1学習者としてだけではなく、授業補助者として特定のコースに参加した場合の補助履歴も、システム内で記録できるようにした。個々人の教学活動に対するこれら履歴を直感的に把握しやすいよう、視覚的に表示するインターフェイスを開発した。
2. 教学情報のプッシュ配信
多くのSNSでは、利用者の人的ネットワークに基づき、日記などの情報をプッシュ配信する機能を持つ。開発した学習支援システムでは,システムログイン直後に他者が発信する教学に関する、学習状況、提出課題の公開、教材の公開、人的ネットワークへの追加、提出課題の評価の5種類の情報を、プッシュ配信する仕組みを構築した。なお、この教学情報のプッシュ配信は、人的ネットワークのレベルに応じて、公開範囲を制御することを可能としている。
3. 新規教材と利用者の登録
新たに3科目のeラーニング教材を作成した。これに伴い、2008年度末で、6科目計80個の教材と、それらを利用する83名の利用者をシステムに登録した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Development of Learning Management SNS2009

    • 著者名/発表者名
      Koichi Yoshizaki
    • 雑誌名

      Proceedings of "The 8th IASTED International Conference on WEB-BASED EDUCATION"

      ページ: 144-149

    • 査読あり
  • [学会発表] 共に学ぶための学習プラットフォームの開発-連結学習資源インターフェイスと学習資源の協調フィルタリング-2009

    • 著者名/発表者名
      吉崎弘一
    • 学会等名
      日本教育工学会研究報告会
    • 発表場所
      長崎大学
    • 年月日
      2009-03-14
  • [学会発表] 教学支援機能を持つSNSの開発2008

    • 著者名/発表者名
      吉崎弘一
    • 学会等名
      情報コミュニケーション学会研究会
    • 年月日
      2008-11-08
  • [学会発表] 共に学ぶための学習プラットフォームの開発-学習活動のアンテナ機能-2008

    • 著者名/発表者名
      吉崎弘一
    • 学会等名
      教育システム情報学会全国大会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2008-09-03
  • [備考]

    • URL

      http://learning-life.net/social/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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