20年度の成果を以下に示す。 ■LOM項目「専門分野」の判定精度向上 シラバステキストを入力すると、その専門用語の出現頻度から専門分野を判定する自動分類システムに対して、用いている専門用語辞書の精査を行うことで精度向上を試みた。その結果、7種類の汎用的な用語を削除することで精度向上が確認できた。 ■クローリングした結果を元に、シラバスのLOM検索システムを開発 昨年度開発した項目情報抽出システムを用いて、全国の大学のWebページからクローリングを行い、「授業科目名」、「授業目的(講義のねらい)」、「専門分野」の項目情報の抽出を試みた。抽出が成功したシラバス情報に対して、インデックスデータを作成して検索システムの開発を行った。 ■全国の大学のシラバス一覧ページからの情報抽出手法の試作 日本国内の大学を対象に、講義シラバスの一覧ページについて調査を行い、シラバス一覧ページから「授業科目名」及び「授業目的(講義のねらい)」を抽出する手法について試験的に開発を行った。
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