研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、近代日本における自然誌研究からいくつかの事例を取り上げ、それらを政治的・社会的文脈に位置づけた。具体的に検討したのは、(1)日本における害虫防除技術、(2)日本における進化論受容の展開、(3)帝国日本の動物学と狩猟文化、(4)琉球列島の自然誌研究、の4事例である。これらの成果によって、近代日本が自然誌研究・農学研究体制を整備したことによって、人々と自然との関係の変容、ひいては自然環境の改変がもたらされたことが明らかになった。以上の研究成果は、一般向けの図書、学術論文国際学会等での報告として発表された。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) 図書 (2件) 備考 (3件)
生物学史研究 83
ページ: 1-19
East Asian Science, Technology and Society: An International Journal 3
ページ: 531-537
動物観研究 13
ページ: 39-50
East Asian Science, Technology and Society: An International Journal 1
ページ: 167-181