研究課題
若手研究(B)
日本海の海底堆積物に含まれる風成塵の供給源を調べた結果、酸素同位体ステージ1、5において、風成塵供給源が数千年スケールで繰り返し変動していることがわかった。この結果は、風成塵を運搬する偏西風ジェットの季節進行が、数千年毎に変動していたこと示唆する。偏西風の季節進行の変化は、アジア夏季モンスーンの降雨の緯度分布を変化させた可能性が高く、温暖期における東アジアの気候変動を空間的に理解する上で重要な知見が得られた。
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Journal of Asian Earth Sciences. Vol.40
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Proceedings of the Eleventh Workshop on Environmental Radioactivity Vo.11
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