研究課題
若手研究(B)
ヤマブシタケに含まれるエリナシン類やヘリセノン類は神経成長因子(NGF)の合成促進活性を示すため、アルツハイマー型痴呆症やパーキンソン病などの難治性神経変性疾患の予防薬や治療薬のリード化合物として期待されている。本研究では、エリナシン類の中でも最も構造が複雑なエリナシンEの効率的全合成を検討し、高度に官能基化されたCDE環骨格の立体選択的な合成法を開発した。また、ヘリセノン類の実用合成に向けて予備的な検討を行い、天然物類縁体の短段階合成に成功した。
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Synlett
ページ: 1086-1090
Carbohydr. Res 343
ページ: 443-452