研究課題
若手研究(B)
ウズベキスタンなど中央アジアの5カ国は、1991年のソ連解体後、新しい独立国家として国際社会に参入した。これらの国々は、政治と経済の大転換を行うとともに、社会の安定をはかる努力を続けている。現在中央アジアが直面している課題は数多いが、この大転換期において社会の安定を支えているのは何だろうか。そこで注目されるのが、マハッラとよばれる近隣コミュニティの存在である。このマハッラは、転換期の中央アジアにおいても持続的な社会発展を支える組織、あるいは市民社会の基盤として関心を集めている。本研究は、現地の研究者と共同してウズベキスタンのマハッラに関する実態調査を行い、その現状と課題を解明することを目的として行われた。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (10件) 図書 (1件)
多元的共生を求めて(宇田川妙子編, 東信堂)
ページ: 162-174
日本の中央アジア外交(宇山智彦、クリストファー・レン、廣瀬徹也編, 北海道大学出版会)
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Asia Annual, Kolkata : Institute of Asian Studies
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Asian Research Trends: New Series (NART)(Tokyo: Toyo Bunko) No.3
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国際政治経済学研究(筑波大学国際政治経済学専攻紀要) 第21号
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地域研究 (筑波大学地域研究研究科紀要) 29号
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