研究課題
若手研究(B)
「満洲国」期以降の中国東北地区における社会再編のプロセスについて、北方少数民族地域を事例としてとりあげ、植民地期の社会秩序が、彼らの「伝統的」生活形態を維持させつつ、近代化の周縁部に置きざりにしてきたのと対照的に、新中国における社会再編によってオロチョンの人びとはその社会発展プロセスのなかに位置づけられていったことを明らかにした。さらに80年代以降の社会変化により少数民族が再度周縁化されていく可能性について示唆した。
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アジア遊学 6月号
北東アジア研究 第21号
ページ: 105-121
北東アジア研究 第20号
ページ: 127-136
http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/41kenkyu/kenkyu20.data/20-09_sakabe.pdf
http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/41kenkyu/kenkyu21.data/21-07_song_and_sakabe.pdf