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2008 年度 研究成果報告書

レバノン・ヒズブッラーの思想と活動に関する実証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19710213
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域研究
研究機関立命館大学

研究代表者

末近 浩太  立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (70434701)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワードイスラーム / 安全保障 / テロリズム
研究概要

本研究の目的は、レバノンのシーア派イスラーム組織ヒズブッラー(ヒズボラ)の思想と活動を実証的に調査・研究することである。具体的には、1年目に主に思想的側面を、2年目に組織構造および活動の分析を試みた。アラビア語原典資料の収集と分析を通して、特に近年のヒズブッラーの行動論理を明らかにすると共に、2度のフィールドワーク(レバノン、イラン)の成果によりこれまでほとんど知られてこなかったその社会活動および資金の流れに関する一定の知見を得ることができた。ヒズブッラーは現代世界において最も成功しているイスラーム運動の1つである。したがって、本研究で得られた成果は、ヒズブッラーの実態解明だけではなく、イスラーム運動一般を論じる際にも多くの示唆を与えるものとなる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] アラブ諸国における宗教とナショナリズム:レバノンの宗派主義体制の事例か2008

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 雑誌名

      立命館国際研究 21

      ページ: 19-38

  • [雑誌論文] 『9.11』後の国際政治におけるイスラーム:認知論的再考2007

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 雑誌名

      二十世紀研究 8

      ページ: 1-18

    • 査読あり
  • [学会発表] 「アラブ諸国における宗教とナショナリズム:レバノンの宗派主義体制の事例から」(部会7「民族紛争における宗教の位相)2007

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 学会等名
      日本国際政治学会2007年度研究大会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 年月日
      2007-10-27
  • [図書] 現代シリア・レバノンの政治構造2009

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 総ページ数
      278
    • 出版者
      岩波書店
  • [図書] グローバル化とリージョナリズム2009

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 総ページ数
      299-325
    • 出版者
      御茶ノ水書房
  • [図書] グローバリゼーションと人間の安全保障2007

    • 著者名/発表者名
      末近浩太
    • 総ページ数
      73-94
    • 出版者
      日本評論社

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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