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2008 年度 研究成果報告書

マスキュリニティ・クライシスを経験した韓国男性の男性性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19710220
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 ジェンダー
研究機関九州大学

研究代表者

佐々木 正徳  九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 助教 (40403977)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワードジェンダー / 男性性 / マスキュリニティ / ヘゲモニー / ミリタリズム / 韓国
研究概要

マスキュリニティ・クライシスを経験し乗り越えた男性は、多様な乗り越え方を示したが、共通して「男性」としての役割(=男らしさ)に固執していた。これは、行動規範に「男性」という属性が関与していることを意味している。つまり、「男性だから」という理由である行動をとるということである。クライシスを経験した男性は、男性役割の獲得により意識的であった。韓国の社会的規範としての男性役割の強固さと、男性役割のヘゲモニーの強さを明らかにすることができたことが本研究の最大の意義である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 韓国の労働格差とジェンダー-文化の視点から2009

    • 著者名/発表者名
      佐々木正徳
    • 雑誌名

      日本ジェンダー研究 12巻(印刷中)

    • 査読あり
  • [学会発表] 韓国の労働市場と文化・ジェンダー2008

    • 著者名/発表者名
      佐々木正徳
    • 学会等名
      日本ジェンダー学会
    • 発表場所
      大阪女学院大学
    • 年月日
      2008-09-15
  • [図書] アジアから観る、考える-文化人類学入門2008

    • 著者名/発表者名
      片山隆裕編
    • 総ページ数
      33-47
    • 出版者
      ナカニシヤ出版

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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