研究課題
若手研究(B)
マスキュリニティ・クライシスを経験し乗り越えた男性は、多様な乗り越え方を示したが、共通して「男性」としての役割(=男らしさ)に固執していた。これは、行動規範に「男性」という属性が関与していることを意味している。つまり、「男性だから」という理由である行動をとるということである。クライシスを経験した男性は、男性役割の獲得により意識的であった。韓国の社会的規範としての男性役割の強固さと、男性役割のヘゲモニーの強さを明らかにすることができたことが本研究の最大の意義である。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
日本ジェンダー研究 12巻(印刷中)