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2008 年度 実績報告書

サモアにおける「ジェンダーと開発」政策の変遷とその慣習的ジェンダー関係への影響

研究課題

研究課題/領域番号 19710226
研究機関天理大学

研究代表者

倉光 ミナ子  天理大学, 国際文化学部, 講師 (10361817)

キーワードジェンダーと開発 / コミュニティ開発 / 女性政策 / サモア / 慣習 / 家庭内暴力
研究概要

1. 「ジェンダーと開発」に関する理論的研究の収集・検討
前年度に引き続き、コミュニティ開発におけるジェンダーと開発に関する英語文献を収集した。
2. フィールド調査 : 8月〜9月において約2週間程度実施した。調査内容は以下の通りである。
(1)サモア政府による「ジェンダーと開発」に関する政策についての聞き取り調査
サモアにおいて「ジェンダーと開発」に関する政策を施行する女性・社会・コミュニティ開発省の女性局の担当官に現在のサモアが抱えるジェンダー問題にたいて聞き取り調査を行なった。また、政策に関する公的資料等を収集した。
(2)「ジェンダーと開発」に関して活動するNGOの訪問と聞き取り調査
上述の省より紹介を受け、サモアにおいて深刻化しているという暴力の問題とジェンダーの関係についての現状を知るために、家庭内暴力と自殺問題に取り組んでいる2つのNGOを訪問した。そのうち、家庭内暴力に取り組むNGOでは担当者から活動の経緯や内容、さらに慣習的なジェンダー関係についての意見を聞いた。また、ワークショップ参加者に対し、暴力とジェンダーに関する簡単な質問票調査も実施した。
3. 研究成果の発表
夏の調査結果の一部をまとめ、研究協力者として関わっている「ジェンダーと開発」に関わる他の科研の研究会において発表した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 「ジェンダーと開発」に関するアカデミックのアプローチとは?

    • 著者名/発表者名
      倉光ミナ子
    • 雑誌名

      滝村卓司・岸上伸啓編『草の根から手を携えて-開発、ジェンダー、NGOとODA』(仮題)(みんぱく実践人類学シリーズ第8巻)明石書店 (印刷中)

    • 査読あり
  • [備考]

    • URL

      http://www.tenri-u.ac.jp/teachers/dv457k00000020k9.html

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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