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2007 年度 実績報告書

ヘーゲル及びドイツ観念論における生命論研究-生命倫理問題の哲学的基礎付けに向けて

研究課題

研究課題/領域番号 19720001
研究機関宇都宮大学

研究代表者

山田 有希子  宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (90344910)

キーワード生命倫理 / 治験 / 死生学 / ヘーゲル / 哲学 / 倫理 / ドイツ観念論
研究概要

1 基礎文献研究 本研究は、ヘーゲルおよびドイツ観念論哲学にかかわる以下のような基礎的な文献研究が中心になる。今年度はヘーゲルの哲学文献研究が主となり、その周辺テキストにかかわる研究は次年度の課題である。
(1)論文「健常者にとっての障害者 と 障害者にとっての健常者」(08年3月)
(2)論文「排中律とは何か -ヘーゲルを手がかりにー」(08年4月予定)
(3)デカルト『省察』についての一省察(口頭発表 哲学研究会,学士会館 08年2月)他。
2 生命倫理問題への実践的連携 以上の基礎的な文献研究を踏まえ、その成果を実践的なフィールドに換言した成果は、主として以下のものになる。
(1)東大グローバルCOE「死生学の展開と組織化」 冬季セミナー 「医療・介護者のための死生学」(東京大学、2008年1月)「死生学」教育という新たな分野を拓く本COEの冬季セミナーに参加。ホスピス、病院、介護施設など医療関連の現場のみならず、学校教育現場における「いのちの教育」の可能性を考えるセミナー。哲学、宗教学、社会学、医学など多方面のセミナーが開催され学際的な研修となる。
(2)平成19年度治験・臨床研究倫理審査委員研修(国立がんセンター) 治験審査委員会、臨床研究を審査する倫理審査委員会委員の役割、審査内容、審査資料等に関する研修会に参加(修了授与)。報告者は自治医科大学附属病院治験審査員、花王株式会社研究倫理審査委員その活動を研修会のワークショップで発表および討論。とりわけ外部委員としての役割や日本における治験、臨床研究の現状について、他の参加者との情報・意見交換などを通じ、新たな知見をえる。(他)

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 排中律とは何か -ヘーゲルを手がかりに-2008

    • 著者名/発表者名
      山田 有希子
    • 雑誌名

      宇都宮大学紀要 第58号第1部

      ページ: 137-148

  • [雑誌論文] 書評 ヴェルシュ、フィーヴェーク編著『思考の関心-今日的視点から見たヘーゲル』2007

    • 著者名/発表者名
      山田 有希子
    • 雑誌名

      ヘーゲル哲学研究 第13号

      ページ: 210-212

  • [学会発表] 書評 入不二基義『時間と絶対と相対と』2009

    • 著者名/発表者名
      山田 有希子
    • 学会等名
      合評会 入不二基義『時間と絶対と相対と』
    • 発表場所
      学士会館
    • 年月日
      2009-03-30
  • [学会発表] デカルト『省察』についての一省察2009

    • 著者名/発表者名
      山田 有希子
    • 学会等名
      哲学研究会
    • 発表場所
      学士会館
    • 年月日
      2009-02-23
  • [学会発表] 排中律とは何か2008

    • 著者名/発表者名
      山田 有希子
    • 学会等名
      哲学研究会
    • 発表場所
      学士会館
    • 年月日
      2008-09-24

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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