研究課題
若手研究(B)
本研究では、マーサ・ヌスバウムのケイパビリティ・アプローチの研究を通じて、自然法ないし内的本質主義はグローバルな正義論の道徳的基礎となりうるのかという問いについて、考察を深めることができた。リベラリズムはヒューマニズムを基礎に置くことでのみグローバルな正義を語りうるということが、また、人間の尊厳の尊重や他者への思いやりを育むことがグローバルな正義の実現への鍵であることが、この研究を通じて得られた知見である。
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Waseda Global Forum No.4
ページ: 17-26