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2008 年度 研究成果報告書

宋代春秋学の基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19720010
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 中国哲学
研究機関常磐大学

研究代表者

松崎 哲之  常磐大学, 人間科学部, 専任講師 (40364484)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード宗法 / 礼学 / 浙東
研究概要

本研究は、春秋学の系譜の中に清代の浙東学者萬斯大の思想を位置づけるために計画立てられた。しかし、研究の過程で、彼の学問は当時の浙東地方の重大問題であった家族問題を根本に置いていることに気づき、その解明に重点を置き研究を進めた。そして、彼の『学礼質疑』の内容である暦・天の祭祀・祖先祭祀・宗法を中心に検討した結果、彼は天理を根拠として、祖先祭祀、宗法(家族制度)を説き、より強固な家族制度理論を確立したことが判明した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 浙東の禮學-萬斯大『學禮質疑』の世界観-2008

    • 著者名/発表者名
      松崎哲之
    • 雑誌名

      日本中国学会報 第60集

      ページ: 196〜210

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 注疏における五行神と社稷神について-孔穎達と賈公彦の解釈を中心にして-2007

    • 著者名/発表者名
      松崎哲之
    • 雑誌名

      中国文化-研究と教育- 第65号

      ページ: 1〜14

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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