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2009 年度 研究成果報告書

聴覚文化論-所有・空間・メディアをめぐる音楽美学の再構想

研究課題

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研究課題/領域番号 19720025
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 美学・美術史
研究機関大阪市立大学

研究代表者

増田 聡  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (50325304)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワード芸術諸学
研究概要

聴覚文化論の理論的基盤をもとに、こんにちのデジタル・メディア空間における音文化とそれをとりまく言説構造に関する理論的研究を進展させた。特に、Jonathan Sterne 'The Audible Past' (2003)において提出された観点を踏まえて、電子楽器の身体性、電子的な歌声を伴う虚構キャラクターの主体性、文化的・音楽的生産物の所有、楽器概念の変容などのトピックについて議論が行われた。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2010 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 音楽のモジュール化と著作権法による抑制2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡
    • 雑誌名

      智場 Vol.112

      ページ: 58-63

  • [雑誌論文] データベース、パクリ、初音ミク2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡
    • 雑誌名

      思想地図 Vol.1

      ページ: 151-176

  • [雑誌論文] 『作曲の時代』と初音ミク2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡
    • 雑誌名

      Intercommunication Vol.64

      ページ: 80-83

  • [学会発表] テレビ文化は残せるか-著作権・アーカイブス・コマーシャル(シンポジウム)2009

    • 著者名/発表者名
      増田聡, (他6名)
    • 学会等名
      京都精華大学表現研究機構・国際日本文化研究センター「文化の所有と拡散」研究会合同シンポジウム
    • 発表場所
      キャンパスプラザ京都(京都市)
    • 年月日
      2009-01-11
  • [学会発表] 声とは何か-ポピュラーカルチャーにおけるその諸機能2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡
    • 学会等名
      京都精華大学表現研究機構「ポピュラーカルチャーおよび表現にかかわる研究交流推進プロジェクト」第4回公開研究会
    • 発表場所
      京都国際マンガミュージアム(京都市)
    • 年月日
      2008-03-14
  • [学会発表] 著作権制度の思想的基盤とその変容2007

    • 著者名/発表者名
      増田聡
    • 学会等名
      HISS:The 9th IEEE Hiroshima Student Symposium
    • 発表場所
      鳥取大学工学部(鳥取市)
    • 年月日
      2007-11-25
  • [図書] コモンズと文化-文化は誰のものか(執筆論文標題:「真似・パクリ・著作権」)2010

    • 著者名/発表者名
      増田聡(山田奨治編)
    • 総ページ数
      380
    • 出版者
      東京堂出版
  • [図書] 拡散する音楽文化をどう捉えるか(執筆論文標題:「音楽のデジタル化」がもたらすもの)2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡(東谷護編著)
    • 総ページ数
      259
    • 出版者
      勁草書房
  • [図書] 音楽する身体(執筆論文標題:電子楽器の身体性)2008

    • 著者名/発表者名
      増田聡(山田陽一編著)
    • 総ページ数
      280
    • 出版者
      昭和堂

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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