研究課題
若手研究(B)
2007年度には、ニーチェにおける初期・中期・後期の生理学的考察を概念史的に検討することによって、当時の生理学者との関係に関する研究の骨子を示した。その結果、ニーチェにおける生理学という概念装置の意味が著作時期によって大きく異なることが明らかとなった。2008年度には、「健康」や「無意識」等の諸概念に着目した。そこでは、健康を画一的なものと捉える見方が人間の平等というドグマに侵されたものとして積極的に否定されるニーチェの思索が確認された。
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ショーペンハウアー研究』別冊ニーチェ特集号 第2号
フィロソフィア 第95号
ページ: 21-39
哲学世界 第30号
ページ: 55-66
Aisthesis : a Journal of Culture and Aesthetics No.1
ページ: 39-5
感性文化研究所紀要 第3号
ページ: 19-34