研究課題
若手研究(B)
江戸前期町絵師として活躍した尾形光琳の活動状況について、作品と文献の双方から精査し、光琳の代表的作例数点を例にその制作背景や作品受容について論証した。江戸の元禄期(1688-1704)の前後では絵画様式に大きな変化が見られ、光琳の画業はちょうどその変革期にあたると言える。そこで関連作品も含めて、画題、技法、表現に着目し、中世から近世へ絵画の伝統様式がどのように継承され、変容を遂げていくのか、という歴史的視点からも考察を加えた。
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美術研究 399
ページ: 46-63
美術研究 394
ページ: 102-109
美術研究 392
ページ: 22-42