研究課題
若手研究(B)
連歌作品を研究する上で、作品に付された古注釈(江戸時代以前に執筆されたもの)は、すこぶる有益で欠くべからざる資料であるが、すべての本文が学会に提供されているわけではない。そこで本研究では、連歌の百韻・千句の古注釈の伝存状況を網羅的に調査した。その結果、『伊勢千句』『牡丹花宗碩両吟百韻』『宗牧独吟何人百韻』に関わる新出の古注を発見したのを始め、既存の古注にも新たな伝本を補い、未翻刻の古注を全翻刻し、基礎的研究を行った。
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文学
巻: 隔月刊12巻4号 ページ: 58-69
細川幽斎戦塵の中の学芸(笠間書院)
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中世近世和歌文芸論集(思文閣出版)
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北海道大学大学院文学研究科紀要
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