研究課題
若手研究(B)
この研究はイギリス演劇におけるリアリティ構築の過程を観客反応の観点から考察することを目的とした。研究対象としては特にルネサンス期の演劇作品を扱い、当時の舞台慣習や演劇観を参照しながら調査を行った。この時代の舞台における表象がいかに観客を引き付け、現実的なものとして彼らに認知されるかという問題について、主に、視覚的な側面と演技論の側面において検討し、特に演技に基づく現実性の構築が16世紀末において重要になっていくことを立証した。
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英米研究(大阪大学英米学会) 34
ページ: 25-48
Shakespeare Studies 47
ページ: 56-58
Studies in English Literature 50
ページ: 143-149