研究課題
若手研究(B)
19世紀末イギリスにおけるニュー・ジャーナリズムの台頭に伴う小説のメディアとしての機能の変遷を、両者におけるテロリズム表象に注目することによって探った。中心的に取り上げたジョーゼフ・コンラッドの小説においては、初期モダニズムのテクストがジャーナリズム的言語を内部に取り込むことで伝統的なフィクションの語りを放逐しつつも、同時にジャーナリズム的言語を変形させることで、欠落したヒューマニズムを補完していることを見出した。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件)
Studies in English Literature Vol.51
ページ: 1-19
コンラッド研究 1巻
ページ: 1-26
商学論究 57巻
ページ: 201-222