研究課題
若手研究(B)
中国西南部のチベット=ビルマ系少数民族が話す言語には、文字もなく、これまで詳細があまり知られていなかったものが多くある。それらの言語のうち、ダパ語、スタウ語、ギャロン語を調査し、分析を行った。その結果を、周辺で話される他の少数民族言語と対照して、この少数民族地帯の言語に特徴的な現象を明らかにした。この研究により、動詞接頭辞の機能、助詞の性質、視点表示システムなどがこの地域で共有される実態が明らかになった。
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